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「怖がらずに 踊ってごらん」



『ピナ・バウシュ 夢の教室』

これはダンスというのか 芝居というのか
これほどまでに感情、欲望、孤独を
肉体が体現している瞬間はない

最近よく思うのです、

どこか肉体を離れたところで生まれる直感を
押し殺してコントロールするのが理性だとして
その引き出し奥に閉じ込められた 
どろどろして形を自在に変える怪物のような 激動の感情は
いったいどこへいくのだろう

自分をはじめ、多くの人が
その普段飼いならしていると思い込んだ怪物が
ほんとうは支配できないことを知っている

その葛藤が人を苦しめて体・心を蝕むのだと
さらに大きな力で抑えつけようとせずに
解放してごらん
見つめてごらん
ぶつけてごらん

そう言っているようなピナの舞台


心も体も 切り離せるもんじゃない
狂気があるから人に優しくできるんだろう


強くも弱くも そのままでいい
そう誰かの背中を押せるようになれたら・・

# by amu718 | 2012-04-27 00:25 | Trackback | Comments(1)
夢とめざめ


桜が散ったらすぐに夏日
もう陽射しも夏仕様

今年の春は、
もしかしたら今までで一番
穏やかに過ごしているかもしれない
心苦しくもなく 惚けるでもなく
どこか大きな懐に繋がっているような感覚


心と体に 少しゆとりがあれば
きちんと感謝できる

心も体も 何処に行ったかわからなくなるまで無理をしなくていい


大切にしたいなら 手放すこともひとつの選択
荷を軽くして次の季節へ


# by amu718 | 2012-04-25 01:09 | Trackback | Comments(0)
花冷え、時雨


蕾がふっくら色づく頃

このところは、会う人の言葉にも 映画の台詞にも 本のメッセージにも
思わず書き留めたくなるようなはっとする言葉との出会いが多く
心の収まりどころが違うと こんなにも響き方が違うのかと驚く日々です

青空の中に一瞬降り注ぐ時雨のように
言葉が舞い降りてくるような



できるだけ優しくありたい
この場所にも ほんの少しの時間を過ごす人にも 苦手なものにも

自分にも


手のひらで蕾をあたためるように



# by amu718 | 2012-04-01 23:58 | Trackback | Comments(0)
弥生日和


いつからか
窓際に異常な執着がある

雨粒がきらきら光る様も
白く ほんのり透かされた景色も
穏やかに すべてを平等に暖める日差しも

窓から見える営みを 憧れるように眺めてる


# by amu718 | 2012-03-25 23:19 | Trackback | Comments(0)
空虚


一息吸う毎に季節は移ろいでゆく

さよならの季節を前に
まるで空に石を投げつけるような
空虚な問答を繰り返している

澄みきった終わりのない青は
いつもわたしを不安にする


# by amu718 | 2012-03-16 02:00 | Trackback | Comments(0)
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